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SYSTEM

多様性のある人を
育てる仕組み

[ライン職と専門職]

  • ライン職とは、部長、課長、主任といった指揮命令系統に属する職種を言います。
  • 専門職とは、専門知識や技術や技量を有する職員を管理職同等に処遇する制度です。
  • 看護師の中には、管理職にはなりたくない、専門性を極めたいというニーズを持った方が多数います。その方々にも適正に処遇するためダブルラダーとしています。

[役割等級制度を導入した背景]

「頑張った方に、それに見合う処遇」を行っていくこと、また、病院が目指す方向に全職員のベクトルを合わせ、主体的に動ける職員を養成することを目的に導入しております。
病院はサービス業です。サービスを提供するのは、各々の職員です。各職員がこの患者様は何を求めているのか、口に出される前に感じ取り、望まれるようなサービスが提供できればと考えました。勿論、医療行為に関することは、医師の指示がなければできませんが、身の回りのお世話や、各々の専門領域でのサービス提供は、各職員の裁量で行うことが多々あります。一々、上司の指示を求めていては、間に合わないこともたくさんあります。そういった、自分の裁量で行うサービスの質を上げていきたいと考えております。
また、病院が目指す方向を各職員が共有し、共に力を合わせ迅速に進めていく力を養成するためにも有効な制度と考えております。

役割等級制度 (ダブルラダー)

<特徴>
1)役割に応じた賃金を支給
2)ライン職と専門職のダブルライナー制度

  • 各等級ごとに役割を設定し、役割の大きさに応じて等級や序列を決める制度。
  • 職員に対して「病院が何を求めているか」を周知でき、やるべき仕事を明確化し自主的な動きを促進できます。
  • 自ら目標を持ち仕事するため、モチベーションが上がりやすい。
  • 成果と評価が結びつけやすく、合理的な評価が期待できる。
  • 自分で考えて行動するという主体性がない場合には機能しない。

看護師ライン職等級別ベース給与

※グラフは左右にスクロール出来ます。

看護師専門職等級別ベース給与

※グラフは左右にスクロール出来ます。

教育計画

看護部研修計画表



教育目的

看護部理念に沿って看護業務を実施して時代の変化に即応した質の高いサービスを提供できる看護師を育成する。

教育目標

  • 看護師として社会人としての自覚を持ち、責任ある行動がとれる。
  • 専門職である看護師としての能力を高め、個別性のある質の高い看護が実践できる。また、看護師として、自分の発想で発言できる。
  • 組織の中の一員としての立場と役割を認識し、円滑な人間関係がもてる。後輩、看護学生に適切な指導ができる。

レベルⅠ 対象:卒後1~2年

目標
  • 日常生活援助の為、基本的知識、技術、態度を身につけ安全確実に実施できる。
  • 看護師(チームメンバー)の役割と責任を果たすことができる。
  • 院内研修、看護実績を通して、看護の知識を深められる。

レベルⅡ 対象:卒後3~4年

目標
  • 他の職種の人々と協働しながらチームリーダー、チームメンバーの役割を果たし、日々の業務を円滑に遂行できる。
  • 指導者層としての自覚を持ち、日々看護や後輩、学生指導などにリーダーシップが発揮できる。
  • 専門領域における看護実績の役割モデルとなることができる。
  • 看護研究・研修を通して看護実績を深めることができる。

レベルⅢ 対象:卒後5~10年

目標
  • 問題意識をもって日々の業務に臨み、上司と協調して問題解決や業務の改善を図ることができる。
  • 部署における課題を明確にし、目標を示しながら管理行動がとれる。
  • 部署における教育的役割がとれる。後輩及び看護学生に対して指導的に関わる。
  • 管理及び専門看護分野における研究開発を行い、変革に推進者となることができる。

レベルⅣ 対象:卒後10年以上

目標
  • 自己啓発に努め、上司に協力して社会の変化や医療の進歩に応じた看護実践ができる。

主任

目標
  • 主任としての自覚を持ち、課長を補佐して業務を遂行し、看護職員及び学生の指導ができる。

課長

目標
  • 病院、看護部の方針に協力して病棟管理運営を遂行し、質の高いサービスを提供できる。

奨学金制度

『看護』を目指される皆様に修学に必要な資金の貸与を行っています。

審査方法

書類審査・筆記試験及び、口頭面接を行います。

奨学金受給要件

  • 当院奨学生選考試験に合格され、各校の入学試験に合格された方には、当院指定の申請書を提出していただきます。
  • 各地の大学または看護師養成学校を卒業され、 看護師国家資格取得後、当院に就職の上看護師として勤務していただきます。
  • その他の費用等をご利用された方は、期限に関係なく当院の看護師として在職中に返済して下さい。

貸付金額

※表は左右にスクロール出来ます。

養成施設区分 貸付限度額 / 月額(総額) 貸付期間 返済履行期間
看護大学(4年制) 月額 50,000円(総額 2,400,000円) 4年 看護師国家資格を取得し、常勤として4年間
当院に勤務していただければ奨学金の返還を免除。
看護師養成学校 3年制 月額 50,000円(総額 1,800,000円) 3年 看護師国家資格を取得し、常勤として3年間
当院に勤務していただければ奨学金の返還を免除。
看護師養成学校 2年制
(准看護師免許を取得後進学)
月額 50,000円(総額 1,200,000円) 2年 看護師国家資格を取得し、常勤として3年間
当院に勤務していただければ奨学金の返還を免除。
看護師養成学校 5年制
(衛生看護)
高校3年間  月額 30,000円(総額 2,280,000円)
専攻科2年間 月額 50,000円(総額 2,280,000円)
5年 看護師国家資格を取得し、常勤として5年間
当院に勤務していただければ奨学金の返還を免除。
准看護学校 准看護学校に進学される方は、ご連絡下さい。ご相談させていただきます。

※入学当初に必要な入学金、施設運営費(拡充費)、教材、教科書代、制服代の貸与(無利息)も行いますので、希望される場合はお申し出下さい。