日本透析医学会教育関連施設
腎臓の最も重要な役割は、血液を濾過して尿をつくり体の中の老廃物を体外に排泄することです。さまざまな原因で腎臓の働きが悪くなり、腎臓がほとんど働かなくなると水分や老廃物のコントロールができなくなります。そうした状況で人工的に血液の浄化を行うのが透析です。また、糖尿病センター・眼科センター・循環器センターを併設しておりますので、透析患者様に起こりうる各種合併症状に対応させて頂きます。
最適な治療を
平成29年7月に全台オンラインHDF機器を導入
当院透析センターでは、現在51台の透析台数を有し約225名(県下最大数)の患者様の血液透析を担当し、夜間透析・オンラインHDFを導入するなど、患者様の「QOL」向上のため、努力しております。
オンラインHDFとは、血液透析(HD)と血液濾過(HF)の併用型で、血液濾過透析(HDF)という療法です。HDFでは、濾過する量を増やすために補液をし、血液透析より濾過を多量に行うことで、血液透析では除去しにくい低中分子蛋白といわれる物質を取り除くことができます。
HDFにはオフラインとオンラインの方法がありますが、オンラインHDFの方がより多くの老廃物を除去できます。オンラインHDFの治療効果として、かゆみ、関節痛、倦怠感、イライラ感、不眠の軽減などが学会で報告されています。
当院では、患者さんの個々の状態に合わせて最適な透析を行えるよう取り組んでいます。

- 車からすぐ玄関(透析室は1階)雨の日も濡れずに安心
- 明るいゆったりとしたくつろぎのデイスペース
- 液晶テレビ付きで退屈のないベッド

医師
- センター長
- 平山 きふ 医師 (京都府立医科大学)
- センター長補佐
- 近藤 守寛 医師 (京都府立医科大学)
施設のご利用について
血液透析時間
▶︎月曜日・水曜日・金曜日
朝 7:50~12:30
昼 12:50~17:00
夜 17:30~23:00
▶︎火曜日・木曜日・土曜日
朝 8:00~12:30
昼 12:30~17:00
血液透析
ベッド数 58床
オンライン透析対応透析装置 47台
個人用透析装置 11台
安心・安全な治療を提供
透析技術が日々進歩しております。琵琶湖大橋病院ではより良い医療・透析技術を提供できるよう、スタッフが学会やセミナー、講習会に参加し、最新の知識や治療方法を学び、安心して透析を受けていただけるようスタッフ全員が患者様本位のお世話をさせて頂きます。
送迎サービス
自分で来るのが難しい、車椅子なので大変などの理由で通院にお困りの方には、専門業者による無料送迎サービスをおこなっておりますのでご相談させていただきます。