日本循環器学会 循環器専門医認定研修施設
日本心血管インターベンション治療学会 研修関連施設
日本における三大疾病のひとつである心臓疾患は、近年我が国では増加傾向をたどり、死亡の第二位を占めるようになりました。心臓の病気は、早期発見と素早い対応が何よりも重要です。
カテーテル治療について
足の付け根や手首・肘の血管から細い管(カテーテル)を冠動脈まで入れて、狭い部分を広げたり削ったりする治療法で、循環器センターの専門分野です。
現在では、狭くなっている部分を風船で広げた後に「ステント」という編目構造をした血管の鋳型を入れる方法が主流になっています。他にも先端にドリル状の構造を持つカテーテルで、狭窄部分を削っでしまう方法もあります。
最近では、Drug-eluting stent(ドラッグ・イルーティング・ステント、DES)といって「再狭窄」を防ぐ目的で、ある種の薬剤がじわじわとしみ出す仕組みを持った新たなステントが広く使われています。
心臓カテーテル治療 (日本心血管インターベンション治療学会 研修関連施設)
特に心臓カテーテル治療においては、ステント治療はもちろんロータブレータなどのニュー・デバイスを駆使して熟練したチームで治療にあたっています。また、不整脈治療では、ペースメーカーの 植え込み、カテーテルを用いたアブレーション(心筋焼灼術)治療をおこなっています。
専門医
- 院長
- 小椋 英司 〔日本心血管インターベンション治療学会 指導医・専門医〕 (関西医科大学)
- 部長
- 片村 真紀 〔循環器専門医〕 (京都府立医科大学)
- 部長
- 明石 加都子 〔循環器専門医〕 (京都府立医科大学)
- 副部長
- 寺田 和始 (循環器専門医)〔日本心血管インターベンション治療学会 認定医〕(金沢大学)
- 医師
- 宮田 智弘 (循環器専門医)〔日本心血管インターベンション治療学会 認定医〕(神戸大学)
- 医師
- 中西 直彦 〔日本心血管インターベンション治療学会 認定医〕 (京都府立医科大学)
- 医師
- 小澤 孝明 (京都府立医科大学)
治験に参加しています
臨床研究
カテーテルアブレーション全国症例登録研究[J-AB 2022]
研究の対象となる方(または代理人の方)や、この研究計画について詳しくお知りになりたい方はコチラをご覧ください。
なお、研究の対象となる方で、この研究に試料や情報を利用することをご了解できない方は、PDFファイル内に記載されている【問い合わせ先】へご照会ください。
専門スタッフ
専門知識をもった私たち
病棟看護師・臨床工学士・外来看護士臨床検査技師・カテ室看護師・放射線技師
がサポートさせていただきます。
各種機器により早期発見・早期治療を!
心臓超音波検査装置・トレッドミル装置・ABI(血圧脈波測定)
循環器センター内には各種機器を配置していますが心臓超音波検査装置やトレッドミル検査装置を診察室に隣接し、診察時に速やかに検査できるように熟練した専門のスタッフ(臨床工学士・循環器担当臨床検査技師・担当ナース)が常駐しています。
※ ABI(血圧脈波測定)装置は動脈硬化を測定する装置です。
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トレッドミル装置
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心臓超音波検査装置
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処置室 ・ 各種検査装置
循環器センター 業績
European Society of Cardiology 2024 London (欧州心臓病学会) |
Prevalence of incessant form of atrial fibrillation by superior vena cava (svc) firing: simplified svc and sinus node mapping(sss map) to avoid sinus node injury. | 宮田 智弘 | 2024年8月31日 |
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第88回日本循環器学会学術集会 | Simplified SVC and Sinus Node Mapping (SSS-map) to Avoid Sinus Node Injury. | 宮田 智弘 | 2024年3月8日 |
第3回日本不整脈心電学会近畿支部地方会 | Incessant formの上大静脈起源の心房細動にて洞結節位置の同定が困難となり、上大静脈隔離を断念した一例 | 宮田 智弘 | 2023年11月3日 |